大腸憩室炎 ブログ

あなたが大腸憩室炎と診断された時にお読みください(男性・♂・40代・会社員)

【入院】一日のスケジュール

大腸憩室炎患者としてのあるべき姿を考えるために、入院中の1日を表にまとめてみました。


昨日は点滴の話をさせていただきました。

CV(中心静脈カテーテル)につながれ、相部屋という環境上、病院のスタッフがひっきりなしに出入りするため、想像以上に入院中の時間は早く過ぎ去るものです。

こちらの読者の方には是非とも入院生活をより有意義に過ごしていただきたいものです。

 

わたしの入院は相部屋でしたが、たった1枚のカーテンのおかげである程度プライバシーは保たれておりました。
病院スタッフの人たちの業務は、かなりルーチン化されています。
病院スタッフの行動を察知することで、いかに自分自身の自由時間を有効活用するだけでなく、面倒を見てくれる病院スタッフの方々にも気持ちよく働いていただく~大げさにいうとこんなところです。

 

読者のなかには、せっかくなら病院スタッフと仲良くなりたいものだ~そんな大胆な発想の持ち主もいらっしゃるでしょう。

わたしのスケジュールを参考にしていただき、ご自身でも戦略を立てて、もしも男性の羨望となるようなご経験をされた場合は、是非ご連絡いただきたいものです。

妄想でもかまいません。

吉報をお待ちしております。

 

時間 スケジュール
06:00 起床
  顔拭き用タオルの配布
  体温検査
  ※歯磨と洗顔
  ※着替え
  ※洗濯&乾燥〈2日に1回〉
07:00 お茶の配布
08:00 朝食
08:45 体拭き用タオルの配布
09:00 看護師の交代
09:30 体温検査と血圧測定
10:30 医師による回診
11:30 お茶の配布
12:00 昼食
14:00 面会 (14:00-20:00)
16:00 点滴の交換
17:00 看護師の交代
  顔拭き用タオルの配布
  体温検査
18:00 夕食
  ※歯磨と洗顔
20:30 点滴の確認
21:00 消灯
02:00 点滴の交換

※個人的な活動を意味します。

 

午前中は朝6時に起床してお昼12時~時間がたっぷりのように見えます。

しかし毎朝、体温や血圧の測定、場合によっては血液検査・レントゲン検査なども控えております。
そして入院しているわけですから、医師による回診がございます。

当然患者はベッドにいることが必須です。

日によって時間が前後しますから10時から11時以内はベッドで安静にしている必要があります。
回診はひとりあたり平均1分程度ですが、お医者さんも忙しい。

まずはドクターには聞かれたことだけを回答し、もし質問やリクエストがあれば要点だけ伝えるのがスムーズだと思います。

 

私のあくまで印象ですが、回診のドクターは、担当していない患者に対しては塩対応とまでは申し上げませんが、ドライです。したがって担当医以外につべこべ要求してもあまり意味がないと思います。

 

わたしのいた部屋は6人の相部屋でした。

代わる代わる患者さんは入れ替わりながら、つねに部屋はいっぱいでした。
外科病棟でしたが、わたしと同じ病気以外にもポリープ除去・胃がん・大腸がん・腸閉塞などの患者さんと一緒に生活しました。

相部屋の他の患者さんとは共同生活とはいえ、このカーテンがあることで顔を合わす機会はあまりありません。

 

ただ病院のスタッフとのやりとりなど聞いていると、病院生活を過ごすうえで勉強になったり、たまにぶっ飛んだことを言うひともいるので、かえってひとりよりも気が紛れる時もございます。


朝のあいさつ程度をしっかり心掛けておけば、対人関係のトラブルは問題ないと思います。

あいさつされて悪い気分になる人はさすがにいないでしょう。

 

わたしが入院生活のなかでとりわけ好きだった時間帯は、19:30~21:00までです。
昼間の病棟は、人の行き交いが激しく何だか落ち着きません。
食事の下膳も落ち着き、スタッフの数もぐっと少なくなります。時より面会者たちの会話も聞こえてきたり、ラジカセからのAM放送さえも、何となく味わいがありました。

 

最後に就寝に関してですが、21時の消灯からしばらくすると、いびきの交響曲が毎晩奏でられます。
健康ではない人が入院するわけで、いびきの大きさもインパクトも中々のものです。
大腸憩室炎をはじめ消化器系に何らかのトラブルをみなさん持っているのですから、静かな寝息というよりは、真夜中もいびきの交響曲でにぎやかなものですよ。

 

真夜中でも夜勤の病院スタッフは、みなさまのベッドに必ず見にきてくれています。

あらかじめ戦隊コスチュームを着込んで驚かせるのもよし、感謝の気持ちをお手々を握って伝える~のもよし。

ただし真夜中のダンディを心がけることをお忘れなく。