大腸憩室炎 ブログ

あなたが大腸憩室炎と診断された時にお読みください(男性・♂・40代・会社員)

【飢餓便】強烈な臭い、ハンパないって

  以前の入院時から気になっている(とはいっても、さすがに医師や看護師に聞いても仕方のないマター)ことの一つに、点滴をして数日絶食しても、しっかり排便はあるの何故なのか、しかも強烈に臭い~。
 
3度目の絶食および入院となると、やるもことないっていうのもあるのですが、こんなしょうもないことにも「分析する」余裕が生まれます。
 
 実は過去の退院後、よく聞かれた質問が1週間も何も飲み食いしないでよくお腹空かないね、パニックにならないね~などでした。
 
【プチ絶食】
 中国人の友人から、2・3日間のプチ絶食は漢方の世界でも
存在もすると聞いたことありますし、ヨガでも普通に行われているもようです。
 
 【期待するほど、体に大きな変化は感じません】
 「体内に食料を入れないということ」~私にとっては、あまり体の変化を感じませんでした。(ゴメンナサイ)
 別にフラフラ意識が朦朧とするわけでもないですし、力が入らないとか、集中力が目に見えて落ちるなんて現象はありませんでした。
 
「想像以上に体の変化を感じました。」
「肌はしっとりとてもキメ細やかになりました。」
「食べないことで消化のためのエネルギーが必要ない分、とても頭が冴えます。」
「体は軽くなり、爽快感でみちあふれます。」
 
 こんなコメントを期待してくれた方にはゴメンナサイです。
 
 【飢餓便】
 何も食べないのに、便の量がハンパではありません。しかもそれが強烈に臭いのです。
 そこで、いろいろググってみると、「飢餓便」というキーワードに到着しました。
 ネットで調べたことと自分の感覚なので、大して気にしないでサラッと読んでいただきたいです。
 
【腸壁の粘膜細胞からの臭い】
  絶食をしても、体は生活上行動するため最低限のカロリーは必要、いっぽうで
絶食をするとカロリ-の基となる糖質や脂肪が血液中に不足します。
 そこで緊急避難的に、体を構成している筋肉などのタンパク質などから緊急的に転用してカロリー源として使用します。
 
  タンパク質は、元々生活の営みに必要な酵素やホルモンなどに使われるのですが、飲食でタンパク質を摂取していない以上、筋肉などからタンパク質を転用すると、体内で完全に消化・吸収されずに残りカスが老廃物として腸内に排出されます。
 その際に腸壁から剥離された上層粘膜などと一緒になった物がいわゆる『飢餓便』と云われるものだそうです.
 
【強烈な臭い、ハンパないって】
腸壁の粘膜細胞は週イチくらいの頻度で剥がれ落ちては新しい細胞に置き換えられているそうです。


 点滴と絶食で、腸内を通過する食物がないわけなので、この剥がれ落ちた細胞が強い悪臭の原因のひとつなのでは~こんなことを感じながら、起きてから10回目のトイレに行きます。